ウィングローブ英語塾 西船校
生徒の声2016年
ウィングローブの学習システムとは

2016年春に卒業


私の体験記が皆さんの参考材料の一つにでもなれば幸いです。

私が本格的に受験勉強に取り組み始めたのは、3年の6月からでした。週1回ウィングローブでの授業と学校の課外、市販の参考書や問題集を活用しました。予備校に通わず家で勉強する利点は、時間を無駄なく自分のペースで利用できる、勉強が日常の一部となる、どこでも集中できるようになる、周りを見て焦ることがない、音読できるなど、多数あります。一方で、気軽に相談にできる人がいない、他人の目がないので怠けやすい、運動不足で太るなど短所もたくさんあるので、どちらにするかはお好みでどうぞ。

私の基本的な勉強方針は、易しめの参考書や問題集を1冊決めて、完璧に覚えるくらいのつもりで何周も繰り返します。(“完璧”とは、「○○ときたらこれ!」と、反射的に思い浮かべられるようなレベルのことをいいます。)これを12月半ば頃までひたすら続けました。冬休みに入ったら受験を予定している学校の過去問をそれぞれ1年分ずつ解いてみて苦手な問題形式や分野を洗い出し、残り2か月で自分の弱点の補強や過去問に取り組みました。それと並行して、基礎事項の復習もやり続けていました。基礎が身についていない状態で応用に取り組むと、時間がかかる上に効果も薄いです。必要な時間には個人差ありますが、まずはしっかり基礎を定着させましょう。難関といわれるような大学の入試問題も、基礎は本当に大切です。

ここからは、各教科の勉強方法について簡単に説明します。

《英語》
英語の長文問題を解くために必要なことは、1に語彙で2に文型・文法の理解、これはウィングローブ英語塾で徹底しました。それがある程度身についたら最後に速読力です。速読力は、長文問題を1日1問決めた時間のなかで解き切る、ということを毎日やります。友達と問題集を貸しあいっこすると、少ない予算でも数をこなせるのでおすすめです。

《国語》
現代文にはあまり時間をかけられなかったので、用語集などは買わずに、便覧や問題集を利用して語彙は増やしました。記述は対策が難しいですが、文章を書くことに早く慣れるよう、他の科目や生活の中でも意識して努力しました。古典は英語と同じです。

《数学》
まずは基本レベルの問題集をひたすら解き続け、公式を自然に使えるようにします。その後応用問題集に取り組んでみましたが、時間をかけてもわかるようになる気がしませんでした。そこで、「5割は確実に取って、他の教科で補おう」という低い目標に切り替え、基礎だけに絞りました。

《社会》
まず教科書を3周読んで全体の流れをつかんだら、一心不乱に用語を覚えましょう。世界史は合わせて図版や地図も確認し、私大対策に用語集の細かい知識を足していけば尚安心です。

《理科》
私はセンターで化学基礎、地学基礎を使っただけなので、あまり時間はかけていません。長期休みにまとめて復習し、忘れている分野は問題集を利用して強化しました。

一般入試はとにかく長いです。無理をせず毎日十分に睡眠をとって(私は毎日6,7時間寝ていました!)健康を保ち、つらいことも前向きに考え心穏やかに過ごしましょう。それが何よりも1番大切なことです。

みなさんの1年が、学習・部活・友人関係あらゆる面において充実したものになることを願っています!